4月26日 声なし
浅田 「いや・・それにしてもあれはねぇだろ・・」
井上 「ん?なんのこと?」
浅田 「来週練習試合なんだよな?」
井上 「うん・・たしかそうだったな」
浅田 「まぁ俺も部長って言われてやってるけどさ・・実際強くないぞ?経験ねぇからな」
井上 「大丈夫だよ審判するの俺だし」
浅田 「う・・・」
教頭 「あるからして・・で・・」
浅田 「反対だよ!で・・あるからしてだろ!?」
井上 「そんな細かいところに突っ込み入れなくてもいいじゃないか」
浅田 「いや・・結構切羽詰ってるからさ・・こうでもしないと・・調子狂うよ」
井上 「まぁ・・今日の練習で”一応”力量は見るけどさあいつらの」
浅田 「おぉ・・井上がいつにもまして真面目だ・・」
井上 「そりゃあ顧問ですからね」
教頭 「・・・・・・・クソが!」
浅田 「!?」
4月26日 昼
井上 「お・・浅田ぁその昼飯はなんだ!まったくだめだ!お前は食べるべきではない」
浅田 「いきなりなんだよ」
井上 「弁当なんて持ってくるな!やっぱ昼はパトリシア様の焼きそばパンだよ」
浅田 「そんなにうめーのか?」
井上 「ああうまいぞ!」
浅田 「一口クレ」
井上 「いいよ」
浅田 「・・・・・・まずい・・」
井上 「・・・・・・密かにそう思ってた」
4月26日 放課後
浅田 「よし今日は顧問の井上に俺も含めお前らの力量を見てもらう・・そしてそれに合わせての練習メニューを組むらしい」
井上 「コーチって呼んでね♪」
浅田 「な め る な よ ?」
井上 「じゃあ井上先生って呼んでよ」
浅田 「な め る な よ ?」
井上 「・・ん?何か言った?」
浅田 「・・・・うお・・ナイh・・あれ?」
井上 「・・ん?」
浅田 「肩当てからナイフ出さんの?」
井上 「皆が見てる前だよ?常識考えろよ」
浅田 「・・・・・」
井上 「どした?」
浅田 「常識のかけらもないやつに常識いわれた・・」
井上 「ほらほら・・部長が落ち込んでたら皆気が引き締まらないぞ」
浅田 「あ・・あぁ・・じゃあ試合形式で練習な」
金本 「・・・・」
浅田 「お・・おい金本・・スーツはさすがに動きづらいから着替えとけ・・教頭の和田が全員分のユニフォーム用意してあるんだ」
金本 「・・・・」
浅田 「・・・・」
浅田 「井上・・ちょっとこい」
井上 「なんだよ?」
浅田 「とりあえずお前が顧問だということに一切突っ込まない・・というかその気力が失せたんだがな」
井上 「何台詞使いまわしてるの?」
浅田 「べ、別に優しくしてあげてるんじゃないからね・・みんなの練習にならないから言ってるんだからね!」
井上 「ここでツンデレになる必要なくね?」
浅田 「金本消してくれよ」(混乱中だ許せ)
井上 「思ってることと言ってることが反対だぞ」
浅田 「とりあえずあれじゃあ危なすぎるだろ」
井上 「出すことはできるけど戻すことは出来ん・・人間の排泄器官の常識だろ?」
浅田 「え・・じゃあいつもナイフどうやってしまってるの?」
井上 「Zzz」
浅田 「・・・分かってたよ寝ることくらい・・」
井上 「金本消す方法なくはないよ」
浅田 「お・・マジで?」
井上 「なんか人を消すで喜んでるあたり危ないね」
浅田 「で!?その方法は?」
井上 「じゃあ金本どうしたんだ?って言ってみてよ」
浅田 「金本どうしたんだ?」
井上 「やめた」
浅田 「やったぁあああああああ」
坂下 「不満だぁー!」
遠藤 「自由だぁー!」
浅田 「せめてギャグの統一性を図ってからお笑いコンビ組め!!」
(来週練習試合っぽいんだよね)