4月23日 声なし

浅田 「・・・・・」

橋本 「それでさー昨日のプロジェクトYだけどさ」

瀬川 「ねぇ〜私のノート・・誰か知らない?学習係かなぁ」

浅田 「・・・・・」

荻元 「ホラヨ笠原!借りてたゲーム、ラスボスクリアに相当時間掛かったぜ」

笠原 「お・・マジか・・隠しダンジョンでブレイバーソードゲットすればラスボスなんか楽なんだぜ」

浅田 「・・・・・」

クラスメイト 「わいわいがやがや」

教頭 「えー・・であるからして」

井上 「よぉ!あさだぁ!」

浅田 「お前か?」

井上 「なんのこと?」

浅田 「とぼけんな!てめぇがその異次元肩当からクラスメイト大量召喚しやがって!」

井上 「てへ♪」

浅田 「てへ♪じゃねーよ!しかも他クラス無い設定だったのに綺麗に5組も増やしてそれに合わせて当然上の学年のも増やしやがって」

井上 「Zzz」

浅田 「のび太じゃあるまいし人がそんな早く寝れるか?あ?」

井上 「いや・・お陰で都合よくなったんじゃない?」

浅田 「何?」

井上 「全校生徒、一部の2年と俺ら2人しかいなくなるまで落ちぶれた設定になってたのに・・これでラグビーのメンバーにも困らないしね」

浅田 「・・・・・いや・・まぁ・・そりゃ・・」

井上 「そうか浅田は生徒Aがいいのか?」

浅田 「ただ・・作者的にOKなの?アフレコ大丈夫なの?」

井上 「誰に話しかけてるの?」

浅田 「この世界と俺らを創造した神だ」

井上 「・・?よくわからないや」

浅田 「ってかさ・・・その異次元肩当・・本当にラグビーで使う肩当か?」

井上 「もちろんさ・・練習でいつも着てるじゃないか!君は描写がないからって記憶喪失してしまうキャラなのかい?」

浅田 「で・・肝心の人は集まってんの?ラグビーやりたいって奴」

井上 「それが・・人の増加と共に新規に出来た部活が乱立しちゃってさ・・ラグビーに興味あるやつ少ないなぁ」

浅田 「結局2人・・か・・試合するのには15人必要だから後13人レギュラーが必要だ」

井上 「それこそ浅田が言う神様の身がもたないと思うけどね」

4月23日 放課後 声なし

浅田 「ラグビーやらないっすかぁ?」

井上 「浅田ぁ・・勧誘かい?」

浅田 「ああ・・まだシーズン的に勧誘の時期だろ」

小林 「俺ぇ・・趣味が賽銭漁りなんです・・超かっこよくない?」

浅田 「・・・・・」 

小林 「だからぁ・・今日もぉ・・神社めぐりじゃあんって感じぃ?」

浅田 「ラグ・・・」

生徒達 「わいわいがやがや」

浅田 「きっと・・・楽しいから・・・さ・・」

井上 「・・・・・浅田・・」

浅田 「・・・・・・・・・い、今時汗臭いのはってお、思うかも・・しれないけどさ」

井上 「・・・・」

浅田 「でも・・・こいつ・・井上とやったラグビーは・・楽しかったんだ・・練習でも」

井上 「浅田!!!」

浅田 「な、んだよ・・」

井上 「ラグビー部・・のことなんだけさ」

浅田 「・・・・」

井上 「いや・・確かに最初に誘ったの俺だしここまでしてくれるのありがたいけどさ」

浅田 「・・・・」

井上 「でも・・もう分かるだろ?」

浅田 「いやだ・・」

井上 「え」

浅田 「俺は嫌だぞ!こんな形で終わるのなんて!」

井上 「お、おい!浅田ぁああああ!!」

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