4月17日 声なし
浅田 「暇だな・・休みっつっても・・やることねぇし」
浅田 「・・・井上・・演劇部か・・・なにやってんだろ・・」
4月18日 声なし
井上 「忙しいな・・休みっつっても・・やることたくさんで」
井上 「・・・浅田・・帰宅部か・・・なにやってるんだろ・・」
4月19日 声なし
浅田 「おはよう・・演劇部はどうだ?」
井上 「ああ・・やめることにしたよ・・」
浅田 「え・・・」
井上 「・・・・もしかして・・入りたくなった?」
浅田 「・・・少しだけな」
井上 「・・・じゃあ一緒にやろうぜ」
浅田 「いいのか?」
井上 「・・・俺やめたから演劇部も廃部だけどな」
浅田 「ああそうだろうさ!」
井上 「ラグビーやろうぜ」
浅田 「うーん・・俺ガタイよくねぇし・・」
井上 「顧問が教頭らしいよ」
浅田 「じゃあいくか!!」
4月19日 放課後 声なし
浅田 「ところでさ・・よく考えたら俺よりお前の方ががたいよくねぇよな」
井上 「そうかな?」
浅田 「おお肩当じゃねぇか・・やっぱ本格的なのやってたんだな」
井上 「これでも試合では一度もスクラムを組んでなかったんだぞ」
浅田 「ただの補欠だろ?」
井上 「いやレギュラー」
浅田 「あのなぁ・・ラグビーの試合なんだからスクラムは・・」
井上 「・・ん?何か言った?」
浅田 「そのサバイバルナイフはどこから出てきた?」
井上 「肩当から・・」
浅田 「どうやって?」
井上 「出るもんは出るんだよ生理現象」
浅田 「教頭が顧問だよな・・俺まだ顔知らねぇんだよ」
井上 「ええと・・ほらあれ・・あそこで2年生をしごいてるよ」
浅田 「へぇ・・唯一まともな部活だけあってそれなりに活気あるな」
井上 「教頭って・・うちの担任だね」
浅田 「何?作者はそうまでして俺ら2人に視点を置いてキャラもできるだけ使いまわししたいわけ?」
井上 「1人2役が限界なんだよ」
教頭 「お・・見学者か?」
井上 「はい・・といっても今日からでも活動に参加したいんですけど」
浅田 「一応聞きますけど部員何人なんですか?」
教頭 「お前らで2人だな」
浅田 「さっきしごいてた2年生は・・?」
教頭 「やめた」
井上 「よし!浅田!今日から頑張ろうな!」
浅田 「やめた・・」