4月29日  ラグビー場 声なし

井上 「そこ!肩の使い方がなってねぇ!もっと素直に突っ込んでいけ」

和田 「今日はみどりの日・・絶好の練習日和だな」

井上 「練習試合まで後3日しかないですしね」

坂下 「チッキショー!!!」

遠藤 「コノヤロー!!!」

井上 「ところでまだ聞いてませんでした・・練習試合の相手ってどこなんですか?」

和田 「桜蘭高校だ」

井上 「えぇ!?」

和田 「何だ?何かあるのか?」

井上 「いえ・・いやしかし・・」

和田 「浅田のことか?彼はもう桜蘭の生徒だ・・つまりは・・」

井上 「倒すべきは・・浅田というわけですね」

   「どん!」(いやなんとなく効果音・・そしてそろそろこの辺でOPとか流したい・・)

4月29日 桜蘭高校 声なし

浅田 「・・・で・・・まぁあれですね・・」

須王 「あれとはなんだ?あれとは・・他ならぬお前の頼みを聞き入れ・・俺たちはラグビーをやるというのだぞ」

浅田 「・・・・・・いつから俺ら・・仲良しに?」

鳳  「ああ・・何せそのラグビーの練習試合に勝てば賞金10万だからな・・いい部費になる」

浅田 「何の手回しだよ・・あの教頭・・何モンだよ・・」

須王 「まぁ・・俺らが勝つのは当然として・・ラグビーなる汗臭いスポーツが・・俺らに勤まるのか・・だが・・」

藤岡 「勝つのに勤まらないって何か矛盾してません?」

光&馨 「でもさぁでもさぁ・・相手こそど素人だしその前に人数が足りてるか足りてないかなんだろ」

浅田 「あ・・元々15人しかないのに・・俺と金本君が抜けてるから・・13人・・」

藤岡 「私達も十分人数が足りてない気がするんだけど・・」

浅田 「・・・・そうでした」

須王 「まぁ人数など関係ない・・どんなスポーツが待ってようが

    この俺が華麗に相手をしとめてやる・・確か・・手の動きはこうだよな?」

鳳  「環・・それはラクロスだ」

浅田 「・・・ねぇ・・神様・・そろそろ限界なんじゃないですか?」

埴之塚 「たかし?誰に話しかけてるの?」

鳳  「よしわかった皆・・これだ・・魔法の言葉だ」

須王 「なんだねそれは?」

鳳  「みんな・・ここに書いてあることを一斉に口走るんだ」

銛之塚 「わかった・・」

埴之塚 「なんよくわからないけど面白そ〜う」

浅田 「・・・・助かります・・」

鳳  「せーの」

ホスト部 「やめた!!」

浅田 「か、開放された」

井上 「これでようやく桜蘭編終了だね」

浅田 「井上?また異次元的な登場するな・・」

井上 「桜蘭高校とのラグビー試合ね・・あれ和田教頭先生の冗談だってさ・・本当はとりごや高校とらしいよ」

浅田 「・・・・」

井上 「ん?どうしたの?」

浅田 「井上・・そこの高校との練習試合・・俺は認めないぞ!」

   (浅田の敵意むき出しの目・・それは井上に向けられていた・・)

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